Hokkaido.pm Casual#39に行ってきました

お肉じゃなくて、もつ鍋になってしまって申し訳ございませんでした。
次回こそは、ちゃんと予約する所存です。

ただの呑み会になってしまったと思われているかも知れませんが、
ちゃんとPerlの話もしてるんですよ!

と言う訳で、
Perlを書くのにVisual Studio Code(以降、VSCode)が便利だったので、
その一例を紹介したいと思います。

VSCodeの唯一気に入らない点が、
矩形選択してカットしたりペーストできないことなんですが、
その代わりマルチカーソルという機能があります。

詳しくはこのページで、Selection & Multi-cursorを検索してください。
https://code.visualstudio.com/Docs/editor/editingevolved

このマルチカーソルを使うと何が簡単になるかというと、
例えば、こういうスクリプト。

use v5.14;
use strict;
use warnings;

use Data::Dumper;

my %foo = ();
$foo{xmin} = "100";
$foo{ymin} = "200";
$foo{xmax} = "300";
$foo{ymax} = "400";

print Dumper( \%foo );

これを無名ハッシュに変更して、ダブルクォーテーションを削除したい場合は、
こういうテクニックが使えます。

  1. カーソルを移動
    20150719-1
  2. option(alt)キーを押しながらカーソルを増やす(!)
    20150719-2
  3. “->”を追加
  4. 矢印キーでカーソルを移動してダブルクォーテーションを削除
  5. ESCキーでマルチカーソルを解除
  6. 7行目と13行目を編集して作業完了

仕上がりは、こんな感じです。

use v5.14;
use strict;
use warnings;

use Data::Dumper;

my $foo = {};
$foo->{xmin} = 100;
$foo->{ymin} = 200;
$foo->{xmax} = 300;
$foo->{ymax} = 400;

print Dumper( $foo );

何が素晴らしいって、矢印キーでカーソルを移動できる点ですね!
波括弧を角括弧に置き換えたい場合とか、ついでに半角スペースを入れたい場合とか、
あと、散らばった変数をリネームしたい時に便利です。
散らばった変数を選択する方法はShift+Command+Lで出来るみたいだけど、
スコープを限定するのは無理なのかな???
あと、option(alt)+Commandキーを押しながら矢印キーの上と下を使ったら、
その方向にカーソルを増やすことができました。

1つ注意すべきことがあって、
option(alt)キーを押しながら矢印キーの上と下を使うと、
その行が上下方向に入れ替わります。

意図して使う分には便利ですが、うっかりやって混乱しないように。

他にも、control+spaceで補完が使えて便利です。

最後に、インデントにタブ文字か半角スペースを使うかの設定ですが、
[Code]-[Preferences]-[User Settings]で設定することができます。

例)半角スペースを使う

// Place your settings in this file to overwrite the default settings
{
	// Controls if the editor will insert spaces for tabs. Accepted values:  "auto", true, false. If set to "auto", the value will be guessed when a file is opened.
	"editor.insertSpaces": true
}

という訳で、次こそ肉を食べに行きましょう!

おしまい。

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