白二鋼の刺身包丁を研いでたら、同じ砥石とは思えないくらい印象が変わった。

剣（#400）
切れ刃を平すの使ってみた。
調子に乗ってロングストロークで研いでたら、刃線が直線になってた。
砥石の上も左下・右上を除いて泥で覆われる感じ。

吉野（#2000）
こんなに簡単に泥が出ると思わなかった。
普段は共擦り用の砥石を使って研ぎ傷を消すのに使ってたが、
今回は、初手から研いだ跡が砥石の面に出るし、細かい砥粒の泥がよく出る。
剣の研ぎ傷も消すことができた。

恵比寿（#4000）
こちらも吉野と同じように、研いだ跡が簡単に見えるようになるし、
鏡面に近い仕上がりと研磨力で、カエリが分かりやすくて、
裏押しの研ぎでカエリを取るのも簡単だった。

キング仕上砥石（#6000）
ステンレスの時はそこまで泥が出なかったけど、
鋼ならしっかり泥がでるようになった。
かと言って、そこまで下りることもないので、
裏押しを研ぐ場合は、数往復しないと取り切れない感じだった。

まとめると、鋼はよく泥が出る。
あと、調子に乗ってロングストロークを繰り返してると研ぎすぎる。

おしまい。